中岡 成文 Narifumi NAKAOKA(代表理事)
元大阪大学大学院教授
大阪大学では、文学研究科「臨床哲学」を共に創設したほか、
佐野 桂子 Keiko SANO(理事)
団体職員/哲学対話コーディネーター
父のがん闘病を通して医療には治療で解決できないさまざまな問題が置き去りにされていることを痛感。哲学者の中岡さんとの出会いから、がんや難病の患者さんと哲学対話の手法を用いたカフェをはじめました。哲学対話はソクラテスがはじめた対話の方法です。経験豊富な進行役と一緒に前提(自分が潜在的に持っている「常識」「価値観」「当たり前」「思い込み」など)を問い直し、昨日とは少し違った自分を探しに行きましょう。
山本 洋一 Yoichi YAMAMOTO(理事)
大阪大学医学部附属病院未来医療開発部臨床研究センター センター長・被験者保護室室長・教授/医師(神経内科学)
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 臨床研究センター 教授/医師(神経内科学)
医療・臨床研究のあり方には、科学や理屈ではわりきれない課題が多くあります。今後、科学の発展とともに、中岡さんを中心とする新たな取り組みが重要と考え、賛同・支援しています。
バルダリ・フラヴィア Flavia BALDARI (理事)
東京大学国際高等研究所東京カレッジ/哲学対話コーディネーター
2010年10月来日、2018年3月に東京大学大学院法学政治学研究科博士課程を修了し、現在は特任研究員。2015年から東京大学UTCPとP4Cのイベントに参加し、博士課程を続けると同時に哲学プラクティス活動を始めました。「人の苦しみを癒せないような哲学者の言葉は、空しい」というエピクロスの言葉に従い、古代ギリシアの哲学における智恵を再発見しながら、哲学の日常的な意味や影響を実践して行きたいと考えています。2016年から東京で「おんころカフェ」を開くために努力しています。
大野 智 Satoshi OHNO(理事)
島根大学医学部附属病院 臨床研究センター 教授/医師(統合医療、緩和ケア)
病気と診断されると、将来が不安になったり、過去を後悔したりすることがあると思います。また、今受けている治療が本当に自分にとってベストだったのか葛藤に苦しむ人もいるかも知れません。悩みを抱えるさまざまな立場の人が、対話を通じて、自分自身を見つめ直す時間を共有できる場として「おんころカフェ」を活用してもらえたら幸いです。
岡 義雄 Yoshio OKA (理事)
箕面市立病院 病院長/医師( 上部消化管外科、緩和医療 )
苦悩や弱音を一人で耐え、内に抱えるのではなく、それを吐き出し、外に解放することで苦痛が和らぐだけでなく、新たな自分を発見し、成長できるのではないでしょうか。人と出会い、人とつながっていくことは大切なことだと考えています。「おんころカフェ」で一緒に対話をしてみませんか。
北村温美 Harumi KITAMURA (理事)
大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部 副部長/医師(腎臓内科)
患者さんと一緒に人生を歩むような腎臓内科診療の中で腹膜透析という治療に出会い、腹膜透析患者さんが自分たちの力で自分たちの生き方を貫く強さに感動し、以来、腹膜透析診療、患者参加、ピアサポートをライフワークにやってきました。おんころカフェで、誰もがもっている力を感じたい、学びたい、と思っています。